礼拝の作法
地域や家庭によって礼拝の習慣は様々ですが、ここでは一般的な礼拝の作法をご紹介します。なお、本殿内での火気の使用は禁止されています。参拝される方は廟内スタッフがお手伝いいたしますので、受付てお線香と金紙を購入後お申し出ください。
- 線香に火をつけ、手であおいで炎を消しますが、線香には息を吹きかけないでください。
- 5つの香炉にそれぞれ線香を供えていきます。
- 玉皇上帝には国泰平安を願います。
- 媽祖には航海の安全および自然災害や疫病からの防護と幸運を願います。
- 註生娘娘に子宝を、臨水夫人には妊娠中および出産時の母子の安全を願います。
- 文晶帝君に知識と知恵を、月下老人には良いご縁を願います。
- 福徳正神には事業の成功、金運と財産保全を願います。
- 廟内に入り、まず牌楼方向の空に向けて玉皇上帝に参拝し(天空に住む神様なので像はありません)、次に中心の媽祖、右の註生娘娘と臨水夫人、左の文晶帝君と月下老人の右の福徳正神の順に参拝します。
神筈 (しんばえ) によるおみくじ
- 本殿内にある礼拝台で、おみくじ棒が入った容器を持ちます。住所・氏名・生年月日と具体的な願い事を心の中でとなえ、おみくじ棒が一本飛び出すまで容器を振ります。
- 「神筈」 (しんばえ) といわれる三日月形の神具を床に落とします。おみくじの係りのスタッフが表と裏の結果について説明いたしますので、おみくじ棒の番号を告げて、おみくじを受け取ります。